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wedding ring "wind"


スッキリとシンプルな指環で、と始まったご結婚指環の打ち合わせ。お話を進めていくうちに、フォルムへのこだわりが芽生え、流れるようなひねりを加えたデザインへ。新郎は、プラチナで、新婦は、ほんのり黄色味のある18金ホワイトゴールドにダイヤを入れて。


「こーなると思ってた」と新婦。モノやカタチに対する新郎のこだわりや愛着に、来られる前から見越していたようです。それでも、ふたりの共通点を作りたい、と同じようにねじりのデザインで、サイズ感と幅、厚みのバランスを確認しながら、進めていきました。ゆるやかに、やさしいラインで、フォルムが際立つように。


意図的にひねりを加えたフォルムも、偶然できる自然な曲線を活かして。目に見えない風を捉えるようで"wind"の言葉を。「吹く」が原義で、風のほかに、息、呼吸、気配の意味も。どこにいてもお互いの息づかいを身近に感じ、風のように、颯爽と、自由に、縛られることなく。


キラリ輝くように風光る春。青葉若葉を吹き抜けて、爽やかに風薫る初夏。海も空も青く澄む秋の青北風(あおぎた)、ピリリと気持ちも引き締まる風冴ゆる冬。これからもたくさんの季節を共に暮らし、一緒にいるおふたりのところへ、心地よい新しい風が吹き込んできますように。


wedding ring:Pt,K18white gold,diamond

初雪・ポッケ

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