生まれたばかりの青葉若葉がしっとりと濡れて、ひときわ艶やかで愛らしさが際立ちます。田植えのあとのまだ幼い苗の、静かに望み、求めているような声に応えるように、穏やかに水面を潤す雨。そんな雨のちょうど合間にご結婚指環のお受け取りに来られた新郎新婦。
グレーに近い18金のホワイトゴールドをベースに、一部分18金のシャンパンゴールドの色変えにしました。写真のように白い紙の上で見ると色の違いがよくわかるのですが、実際に指にはめた状態だと見極めも簡単ではなく、自分たちだけがわかる、さりげない遊び心を持たせたような指環となりました。
目を凝らしてみるとわかる色変えの指環。じっと見つめる、凝視する、という意味の"gaze"の言葉を指環に添えました。「心・視線を集中して見る」ことで、お互いを思いやり、ささやかな気づきを大事にしてもらえたら。笑みを浮かべ、緊張しながら指環をはめて見つめ合うおふたりの様子に、嬉しさと高まる愛おしい気持ちが伝わってきました。
lovingly gaze at each other
(愛おしく見つめ合う)
こころの声を聴くように、お互いを思い合う力は背中を後押しする大きな原動力。ふたりで歩み進む道をしっかりと見つめ、まっすぐな気持ちで今、踏み出します。見つめる先には、光溢れる豊かな未来が、確かな存在としてくっきりと現れますように。
wedding ring:K18white gold & K18champange gold
初雪・ポッケ
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