春の香りを身にまとうように颯爽と、明るく快活な新郎新婦。そんな仲良しのおふたりは、指環も一緒のデザインで、遊び心をひそかに楽しむように。幅3ミリのぷっくりとした甲丸のかたちで、18金のホワイトゴールドをベースに一部分プラチナを入れて。ふちには小さな粒を入れるミル打ちを施しました。
ホワイトゴールドのほんのりとした黄色味と、プラチナのすっきりとした色は、ぱっと見ほとんどわからないほど。よく目を凝らして、かろうじての変化に、おふたりだけにわかる秘密の約束のよう。「千の粒」という意味を持つ、ミル打ちの粒も、あえてわからないくらいの、ごく小さな連なりに。
ほんのかすかな変化を五感で感じるように、お互いを思いやる気持ちを大切に。とそんな意味を込めて、"the senses"「五感」の言葉を添えて。「感じる」が原義の"sense"は、感覚、判断力、自覚、良識、感じ、感触、価値、などの意味を持ちます。「思いやる気持ちを大切にしていて、、」と新郎の言葉に、感じること、気づくことを尊ぶ指環へと、命が吹き込まれたような気がします。
来月、節目の記念日に、心を新たに一歩踏み出すおふたり。一緒に過ごし、気づき感じる時間は、嬉しく、かけがえのない大きな価値あるものへ。これからずっと、たくさんの季節、素晴らしい時間をともに歩み、五感を超えた、おふたりだけの第六感でわかり合える、素敵なご夫婦となりますように。
wedding ring:K18white gold & Pt
初雪・ポッケ
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