クリスマス寒波が列島を包み込みましたが、幸せの白い湯気が上がるような熱い思いで迎えられた新郎新婦。先日、お届けしたおふたりのご結婚指環は、お互いの好みを尊重し、好きなようにデザインを決めていきましたが、色替えの素材を交換したりと、相手のことを思う気持ちが形へと投影され、気づけばお揃い感のある指環となりました。
新郎は、プラチナに一部分18金のシャンパンゴールドを入れて鎚目を施した甲丸型。新婦は、ダイヤの婚約指環と合わせてつけた時に、ダイヤと隣り合わせとなる部分にプラチナを入れたシャンパンゴールドのフラットな形。そして、プラチナと対角となる部分に、花菱の紋様を3つ彫り入れました。菱紋様は、古くは縄文土器にも見られ、子孫繁栄や無病息災の意味を持つとされています。
本や活字がお好きなおふたりは、本屋さん巡りが楽しみのひとつ。行く先々での出会いから、お互いの惹かれるものに関心を持って、刺激をもらっているご様子。そんなお姿に、「探求者」という意味の"seeker"の言葉を贈りました。熱心に見つめて、心と体が自然に動くような、無垢な情熱を持ち続けてもらえたらと。
感受性豊かな心を瑞々しく保つ旺盛な好奇心。自分たちのアンテナを信じて向かう道は、たくさんの新鮮な驚きと発見に心が湧きたち、足取りも弾むように軽く。手探りで見つけた先に広がる輝く景色の中、祝福の笑顔に満たされるおふたりの姿が目に浮かびます。
wedding ring:Pt & K18champagne gold
初雪・ポッケ
Comments