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wedding ring "sail"



北海道のお客様だったので、メールやサンプルのやり取りをしながら進めていったご結婚指環。桜前線のゴールとなる初夏に始まり、なんやかんやと、秋もしっくり馴染んだ先日にお届けとなりました。


ゆるやかなひねりのあるデザインで、少しだけゆらぎ具合を違えて。素材はおふたりともプラチナで、内側にご入籍した6月の誕生石、アレキサンドライトを入れました。「昼のエメラルド」「夜のルビー」と呼ばれるほど、光源によって変色する特徴のある不思議な石。石言葉は「秘めた想い」「高貴」「情熱」「沈着」「出発」。


おふたりのお住まいは、日本最北の村となる猿払村。北海道北端の地図を眺め、かつて石川と北海道を日本海で行き来し、結びつけた北前船を思い浮かべました。その船の原動力となる帆のイメージから"sail"を指環の名前に。「帆」は豊穣、冒険などの象徴で、航海、翼、出航する、渡る、などの意味を持ちます。


帆をあげて、風を自由に操り、前に向かって進む力に。新たな人生へと漕ぎ出したおふたりは、力を合わせ、どんな困難も乗り越えていく強い絆で結ばれています。目の前に広がる雄大な自然と共に、繊細な感性とひろびろとした自由な心で。大海に挑むようにスケールもでっかく、ロマンに溢れる心意気を。おふたりの門出は順風満帆です。


wedding ring:Pt,Alexandrite

初雪・ポッケ

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