蝶やトンボがゆったりとからかうように寄ってくるのも楽しいのどかな日。空も高く、すっきり気持ちの良い秋晴れの先日、ご結婚指環のお渡しとなりました。打ち合わせの時に花盛りだったザクロの木は、実りを迎え今年は10個ほどの果実に。そんな風景を眺めながら季節のめぐりとともに新郎新婦とのやり取りを思い出します。
新郎新婦ともに18金のホワイトゴールドで、肌に馴染むようなほんのりとしたやさしい色。カタチは適度なゆらぎがあり、素朴で無垢なまま、飾らず素直な気持ちを表すようなデザインに。新婦の指環には小さなダイヤを入れました。
映画館でのアルバイトがきっかけで、「こうなるとは思っていなかった」と出会った時のことを笑いながら懐かしくお話し下さったおふたり。そんな出会いのことが頭に印象深く残っていたので、"picture"の言葉を指環に選びました。絵画や写真の意味の他に、映画、心に映る(描く)もの、美しいひと(もの)などの意味も。
おふたりで描く物語は始まったばかり。監督や脚本演出、主役も自分たち。思いのままに、自由に縛られることなく。迷ったり、悩んだりも、おふたりであーだこーだと楽しみながら。笑いあり、涙ありの人情味あふれ、心温まる感動超大作の幕開けです。
wedding ring:K18white gold,Diamond
初雪・ポッケ
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