雨続きで寒暖差の激しい夏、ようやく太陽が顔を出し、洗濯物も気持ち良さそう。蝉の声に、ツクツクボウシが混ざり秋も近いのかな、と思っていたら、またポツリと雨。空気の密度が一段と濃くなった先日の午後、お渡しとなったご結婚指環です。
3ミリ幅のシンプルな甲丸の形に、18金のホワイトゴールドをベースにイエローゴールドがゆらぎながら少し見えるように。ゆらぎの部分は、偶然性のあるデザインなので同じようにはならないのですが、おそろい感のあるふたつの指環。
ちょうどふたつを合わせると、黄金の道が現れたように。新郎新婦が寄り添って出来た輝く一本の道筋。それを発見した時に、「導く」という意味の"lead"の言葉がいいな、と名前に選びました。案内する、先導する、という意味も。お互いの存在が、日々の暮らしを照らし、豊かに導くように。一緒にいることで、楽しく、前向きに、光り輝く道が拓けます。
来月の挙式まで、もうすぐ1ヶ月というおふたり。準備に忙しく、あれやこれやと思いを巡らせている最中。慌ただしくも充実した濃厚な時間。お互いを思いやり、手を取り、支え合いながらともに歩む。いまの素直でまっさらな気持ちを思い出す、道しるべのような指環へと育ちますように。
wedding ring：K18white gold & K18yellow gold
初雪・ポッケ