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wedding ring "komorebi"



降り注ぐ光まぶしく、茂る木々の葉の影がくっきりと濃くなってきました。そんなまばゆい光を写したようなご結婚指環。素材はプラチナで、丸みのある甲丸の形に細かな鎚目を施して。プラチナのすっきりとした色味は、木々の梢を渡る風のように爽やかに感じます。


指環の内側には、新婦が描いたおふたりの似顔絵を入れて。手書きの文字やイラストを入れたい、と打ち合わせの時に見せていただいたのを懐かしく思い出します。さらさらっと慣れた感じだったので、聞くと、中学から美術部だったというから、なるほど納得です。おふたりらしい朗らかさが伝わり、愛らしくほっこり和みます。


地面に写す木の葉のカタチに温かみを感じ、心やすらぐ気持ちの良い風。仲良くダンスをすっるように揺らめき輝く木漏れ日のような指環のイメージから、"komorebi"としました。「こもれび」をひと言で直訳できる英語はなく、説明的な表現しかできないようです。そんな日本語特有の詩情や感性を感じさせる言葉の翻訳が難しいように、ふたり一緒に紡いでいく人生は、おふたりにしか表現できない唯一無二のかけがえのないもの。


寄り添うおふたりを拍手喝采、祝福するようなこもれびは、明るく穏やか。草木が輝き、花咲き、命あふれる季節。たくさんのめぐる季節を共に過ごし、しっかりと土に伸びゆく大樹の根っこのように、おふたりの未来も大きく健やかに育ちますように。


wedding ring:Pt

初雪・ポッケ




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