声を振り絞るツクツクボウシが秋を告げ、響き渡るコオロギに涼しさを感じ始めたところにモーレツな暑さ。台風熱波の影響で金沢の観測史上最高に並ぶ気温になったのだそう。それでも青く高い秋空が広がり、気持ち良さのほうが勝ってしまうのは、新郎新婦の明るく元気な熱意が、台風の心配事も吹き飛ばしてくれたから。
この日ご結婚指環のお渡しとなったおふたり。晴れやかな笑顔で、ご入籍の日と挙式も来年3月に決まったという嬉しいご報告も。そんなおふたりの指環は、つるっとした表面とゴツっとした表情の面とが、交互に現れるように。素材はプラチナで、ずっしりと存在感もあり、ぐるっとどの部分を見ても味わい豊かで愛らしい指環となりました。
おふたりの胸に刻まれている「一緒に歩む」という想い。偶然にも、指環に添える言葉に選んだ"journey"（旅、旅路、道程、進展、探求など）のイメージとぴったりリンクするようで、みんなで驚き、嬉しいつながりを感じました。一歩ずつ、一緒に歩む道は、振り返ってみると笑顔になる大切な思い出がいっぱい。笑い合って楽しみながら、寄り道、道草も大歓迎。
初めての土地を旅するように、いつもの何気ない毎日も新鮮な眼差しを持って。旅先で見つけた赤ちょうちんの暖簾をくぐるように、鼻を効かせて、感性を信じ、ワクワクを楽しみながら。一緒に挑めば、失敗も恐れることなく笑い話に。おふたりらしい明るく豊かな旅路が、どこまでもずっと広がり続きますように。
wedding ring：Pt
初雪・ポッケ