一緒のものがいいな、という思いが根底にありつつ、お互いの好みや、指環をはめている時のこと想像したりとカタチを決めていった新郎新婦。先日お届けしたこのご結婚指環は、おふたりで悩んで選んだからこそ、より一層愛着のあるものへと育っていくのだと思います。
新郎が選んだのは、グレーの色味が濃い18金のホワイトゴールドで、フラットな形に荒い感じの鎚目を施したデザイン。新婦は、それよりもほんのりと落ち着き、肌に馴染むような色味のものを選び、丸みのある形に細かめの鎚目を入れて。色味も形も好きなものを選んで行ったので、鎚目を入れるという共通点を持つことでお揃い感を出した指環となりました。
最初に思い描いた、一緒のものがいい、という気持ちを大事にする新郎新婦の姿勢に、指環に添える言葉に"cherish"を選びました。大事にする、愛情を込めて育てる、大切に心に抱く、心に持ち続ける、などの意味を持つ言葉。「自分の所有するものの真価を認め、誇りに思い愛情を注ぐ」が本来の意味。おふたりが選んできたことに、自信を持って、これからも前へと進んでもらえたらと願いを込めて。
たわいもないことで笑いあったり、冗談を言ったり、一緒に過ごす毎日のなんでもない時間が、とてつもなく愛おしい。お互いを可愛いと思い合うおふたりとのやり取りを思い出し、そんなささやかな幸せに気づかされます。仲睦まじく楽しい掛け合いの似合うおふたり。今のきらめく想いを大事に、愛情を注ぎ、豊かな実りへと育っていくことを信じています。
wedding ring:K18white gold
初雪・ポッケ
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