半夏生をすぎたばかりの梅雨曇りの空。ぶあつい膜のような湿度も、風があるせいか、外より家の中の方が暑く感じられます。青くなびく田んぼの景色がいっそう涼しげに。そんな爽やかな風をまとうような新郎新婦にご結婚指環のお渡しとなりました。
新郎の指環は、18金のホワイトゴールドにグリーンゴールドを1/4入れて色味にアクセントを。新婦は18金のホワイトゴールドに小さなダイヤを入れて愛らしさを。おふたりとも甲丸の形とベースのホワイトゴールドが同じなのでシンクロ感があります。お好みの幅とワンポイントで"らしさ"を取り入れて。
ご結婚の際、お互いの地元である石川と富山のものや場所を取り入れたい、という想いで準備を進めてきたおふたり。お話を伺いながら「橋をかける」「橋渡しをする」の"bridge"の言葉が浮かびました。ふたつの物・存在の結合の象徴で、橋や仲立ちの意味のほか、克服する、乗り越える、船の操縦室の意味も。いつもお互いの存在を強く感じ、繋がっているという確かな実感。心の垣根を取り払うようなおふたりの笑顔は、まわりを明るく豊かに導き、繋げる力があります。
次は、キゴ山で前撮りを予定しているとのこと。キゴ山と聞き、小学生の時にスキー遠足に行ったことを思い出しました。今は銀河の里として、天体観測にも良いところなのだそう。おふたりの描く未来も、広く澄み渡り輝いています。緑の濃い夏の山と晴れ渡る空が美しい撮影日和となりますように。
wedding ring:K18white gold & K18green gold
K18white gold,diamond
初雪・ポッケ
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