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meeting of the wedding ring


梅雨入り前でも雲に覆われ、蒸しっとした暑さ。通路脇のトクサがニョキニョキとタケノコのように地下茎をのばして顔を出しています。引っこ抜いているとすぐ汗だくに。そんな先日、ご結婚指環の打ち合わせにお越しいただいた新郎新婦は、空模様を忘れさせるくらい明るく爽やか。ちょうど一緒に来られたご両親もほがらかで、和やかな時間となりました。


ご希望の指環のイメージを伺いながらお話を進め、そのニュアンスを掴みとるように、すり合わせながら決めるデザイン。幅や丸みなど、ひとつずつ好みを見極めて絞り込んでいく作業も、あーだこーだと楽しみながら。サイズ感も「ムニっとするのがちょっと」とどこまで攻めるか悩ましいところ。新郎の「つけてることも忘れるくらいになるよ」の言葉に、みんな納得の落としどころを見つけて。


挙式の時の場面も想像しながら、想いも膨らむご家族。私たちも一緒に式に参加しているような映像を浮かべ、あたたかな微笑ましい気持ちで製作意欲も湧いてきます。最後にご家族の写真を取りながら、ご入籍や挙式の前のささやかなこの時間も、かけがえのない思い出なのだと実感。ほっこりした雰囲気に幸せなご家族の未来像が浮かびました。


wedding ring

初雪・ポッケ

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