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meeting of the wedding ring


夕方でも日脚の長さがずいぶんと伸びてきたなぁ、と実感するほど。春が行きわたってきた先日、ご結婚指環の見学に来られた新郎新婦。この日は20℃を超える気温となり、今年最初のふきのとうも顔をのぞかせ、お宝を発見した気分。冬の間に縮こまった体に春の苦味が効きそうです。


緊張感もありつつ、でもなんだかホッとしているご様子のおふたり。フォーマルでかしこまった装いだったので、何かあったのですか?とお聞きすると「両家へのご挨拶があって」と。ザクロ文庫に来られる前に、新婦のご両親にご挨拶をしてきたばかり。そして、翌日には新郎のご実家へご挨拶に行くのだと。


自分たちの時はどうやったかなぁ、と入籍や挙式の時とは、また違った忘れかけていた記憶が蘇りました。確か、義父の誕生日のお祝いにケーキを持っていったような。思い出すだけでも緊張しますが、その時のほろ苦さも、今となっては笑える懐かしい話。


後日、無事ご挨拶を終えました、のご連絡。ひとつ山場を越えて、指環作りと向き合う時間は、ご結婚の決意もひとしお、一歩前進の実感が湧いてきます。私たちも自分のことのように、おふたりの思いをカタチにして行きたいと思います。


wedding ring

初雪・ポッケ



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