冬ごもりしていた虫が動きだす頃とされる日、朝から風が強く、また雪へと変わりそうな気配。そんな中、ご結婚指環の打ち合わせにお越しいただいた新郎新婦。強風に飛ばされるかと思って、看板をひっこめ気味にしていたので、迷われるかと思いましたが、新郎が見つけて下さり無事ご到着。
「イメージしていたのと違って」
新婦のその言葉は、男性がひとりでやっているお店だと思ったらしく、女性が出てきてびっくりされたのだと。私たちは夫婦で営んでいるので半分は正解です。ザクロ文庫の印象には、時間が止まっているようだとも。口数少ないトークが止まった微妙な間を笑い合いながら、和やかにお互いの緊張もほぐれました。
指環を決めて行きながら、新郎新婦の好みやイメージを再確認する気づきの時間でもあるのだなぁ、と思いました。考えていることが、けっこう似ているんだな、と改めて思ったり。
服の色も被ってしまったと笑う、ほんわかとした雰囲気。そんなおふたりの指環作りを、私たちも二人三脚でサポートして行きたいと思います。
wedding ring
初雪・ポッケ
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