1月にしてはあたたかな雨。洗い流したばかりの澄んだ空気に満ちたこの日、ご結婚指環の打ち合わせとなりました。気まぐれな空模様も新郎新婦を迎えたときは、傘いらずでひと安心。柔らかく穏やかなおふたりの空気感に、私たちの緊張も和らぎほっこりとした時間となりました。
心配していたことも、直接お話しすることでひとつずつ取り除いて。シンプルな指環でも、せっかくの機会に、ちょっぴり自分たちにしかわからないような、世界にひとつのものとなるように。おふたりのこだわりたいところ、ちょっとしたニュアンスを感じ取りながらの時間は濃密。はじめましてのおふたりにも親近感が湧いてきます。
おっとりとした雰囲気に秘めた、行動力のある芯の強さ。これから一緒になる準備を進めていくことも楽しみながら前向きに。そんなおふたりの楽しみのひとつとしての指環。少しこころが軽くなったおふたりの笑顔は、春はすぐそこ、遠からじです。
wedding ring
初雪・ポッケ