鉛色の空に覆われる冬の北陸。雲のかげから声をかけるように顔を出す太陽が嬉しくありがたいです。そんなお日さまが微笑んでくれたような先日、ご結婚指環の打ち合わせとなりました。はにかみながらも嬉々とした笑顔のおふたりに、あたたかな空気が満たされるよう。
初めての北陸暮らし、そして冬を迎える新郎。寒さや雪のことなど不安なこともあるなか、春に彼女を迎える日を心待ちに。それまでは辛抱の遠距離生活。念願のふたりで一緒に暮らせる日に、指環がはじまりのしるしのようにできたらいいな、と。どんな指環にしようか、迷いながらもすでに自分たちにしっくりくるものを分かり合えるおふたり。それでもひとつ宿題を持ち帰って、じっくりと考える楽しみをお土産のように。
離れていても楽しみなことに思いを巡らせ、相談しながら過ごす日々も愛おしいです。お互いを思いやり、こころを寄せ合うおふたり。私たちもやり取りをする時間を楽しみに、初々しい気持ちを灯して、厳しい冬を乗り越えて行きたいと思います。
wedding ring
初雪・ポッケ
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