走梅雨からそのまま長い雨の季節になるのかな、と心積もりしていましたが、青葉の梢を気持ちの良い風が渡ります。そんな清らかな緑のかおりを一緒に運んできたような新郎新婦。おふたりの新たな門出への第一歩、ご結婚指環の打ち合わせにお越しいただきました。
「通り過ぎてしまいました、、」ひっそりと隠れ家のような場所なので、ちいさな看板を出してはいるものの、ほぼ皆さま同じ羽目に。笑い話のように、明るく面白がってくださる寛容さに救われています。探検するように胸が高鳴り、ちょっとしたハプニングも楽しみへと変える、朗らかなおふたりの思い出の一コマとなってもらえたら。
サンプルを見ながら、どんな指環にしようか、と迷ってしまいますが、相談しながらゆっくりじっくりと。指環との新鮮な出会いを楽しみ、身につける時を想像して、イメージが膨らんでいく新郎。新婦は、最初に思い描いていた指環を貫く芯の強さ。お互いに意見を出し合い、尊重し、似合う指環へと。
ご結婚に向けても、お互いの地元のことを考えたりと、思いあうおふたり。そのやり取りを見守りながら、私たちもこのご縁に幸せがつながる気持ちとなりました。そんなおふたりを想い描きながら指環をカタチにして行きたいと思います。
wedding ring
初雪・ポッケ
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