気のはやい空模様に、もう梅雨入りしたといってもおかしくない日が続くなか、ご結婚指環の打ち合わせにお越しいただきました。暑さよりも湿度が増し、肌で感じる季節感も記念の日の大切な記憶。曇天の空でしたが、ハツラツとして、まばゆいばかりのおふたり。緑鮮やかに勢いを増した青紅葉がアーチのようにおふたりを出迎えているよう。
「"いつの日にか"とずっと思っていました」と以前から、指環を作るときには、と思ってくださった新婦。ようやく"この日"を迎えられ、お越しいただいたおふたりの言葉に胸が熱くなりました。お互いを思いやりながら指環のデザインを決めていく新郎新婦のお姿に、なんだかとても嬉しく、まあるい雰囲気に包まれるような。
どんな指環にしようかと、普段からファッションでつける指環たちとの相性を考えたりと、ずっと身につけたいからこそ、悩むところも多いものです。生活や仕事での場面、作業するときの手の動きやしぐさを想像したり。型にはまらず、自分たちの好みも優先したいところ。オーダーメイドでお作りしているので、ひとつずつ、絞り込んで納得のいくものへと。
打ち合わせを終え、マスク越しでも伝わる晴れやかな笑顔。おふたりの第一歩のお手伝いをさせていただく幸せを感じ、大切な想いをカタチにしていきたいと思います。
wedding ring
初雪・ポッケ
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