指環からブローチへ。形見となったアメジストの指環を「飾って眺めるだけなので、身に着けられるように」とご依頼下さり、ブローチにさせて頂きました。
石のカットだけでなく、18金の石枠の装飾も特徴的だったので、面影が残るよう再利用しました。やり取りさせていただく中「山野草のような素朴で可憐な花が好き」と分かり、額縁のように周りを花で囲むデザインに。
大切なものを預かり、想いを形にすることは、責任とともにやりがいも感じました。
ふと、アメジストの石言葉を見ると「誠実」「心の平和」とありました。新たに引き継がれるブローチの周りには、穏やかな笑顔がいつもありますように。
ordermade,remake
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