ひこばえ。切り株や親木の根元から新たな命の芽吹きがあること。その命を次の世代へとつないでいこうとする植物の生命力に驚かされます。そんな伸びゆく草木に隠れて、近ごろウグイスがさえずりの練習をしています。まだうまく鳴けない若鳥が、幼いころに聞いた鳴き声を思い出しながら、調子を上げている段階のぐぜり鳴きだそうです。
季節がぐるっとまわる様子を感じながら、立派に育って欲しいと願い、見守るような花の環の壁飾り。いつもお世話になっている金沢の好日用品店に納品しました。壁にかけたり、紐でつるしたり。いのちの輝きに満ち満ちた動植物たちに包まれるような、ほがらかな笑顔の輪となって、まあるくつながっていきますように。