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以前に制作した小箱。節目を迎えるごとに贈りものとなった箱たち。入れるものも大切な宝物ですが、蓋をあけるとその時のことが蘇り、胸の奥が熱くなります。思い出も忘れることができない大切な宝物です。
婚約指環やお気に入りの装身具。それぞれ懐かしく追想していると、前を向かなければと心に決めた日を思い出します。そんな、背中を押してくれる重要な役割を担っている小さな箱。子供が生まれてからは、抜けた歯をしまっておいたり、ゆくゆくは引き継ぐ時が来るんだろうな、と未来へのささやかな楽しみでもあります。息子が「いらない」なんてことを言い出したら、どうしようかな。
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