アメジストの冠をのせたメンフクロウ。もう12月。こころが晴れない辛抱と我慢の年も大詰め、自分へのご褒美に、とご依頼いただきました。つぶらな瞳のお顔はハートのかたち。ハートを逆さにすると、日本古来の猪目と呼ばれる紋様で、魔除けや福を呼ぶお守りのかたち。日々の暮らしに小さな幸せを見つけて、気持ちが軽くなってもらえたら。
「誠実」「心の平和」の石言葉を持つアメジスト。和名は紫水晶。邪気払いの力を宿すとして、古くから護符・魔除けに用いられ、紫色は宗教的、霊的権威の高い色とされていたため、ユダヤ教では「聖なる石」、キリスト教では「司教の石」と呼ばれ、尊ばれてきたそうです。
レオナルド・ダ・ヴィンチは「紫水晶は邪悪な想念を霧散させ、知性の働きを活発にする」と語り、好んだ石。天才にあやかり、冷静に、惑わされない心を持って、判断できるようになりたいものです。
前向きに、災い転じて福となるような、初夢が待っていますように。
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