サファイアのご婚約指環。リング部分は植物モチーフの装飾をご希望され、オリーブの葉っぱで石を挟むように仕立てました。18金のイエローとサファイアのブルーの対比が、それぞれを際立たせ、美しいです。はるか遠い昔から、めぐり逢うことを約束していたかのような、しるしのようにも思えてきます。
「心の強靭さ」「堅固な愛の証」の象徴とされ、「誠実」「愛情」「徳望」の石言葉を持つサファイア。古代ペルシャでは、空が青いのは、サファイアの大地の色を映しているからだ、と言われ「大地を支える石」とされました。
「平和」「知恵」の象徴とされるオリーブ。ノアの方舟神話で、戻ってきたハトがくわえていたことから、洪水がおさまり平和が戻ったことを知る、と伝えられています。幸福をもたらす縁起のよい木は、聖なる木となり、世界中で愛され、親しまれています。
強い心を持って彼女を支える、そんな気持ちを後押しするような風が、オリーブ畑を抜けて吹いてくるような気がします。いつも平和を願う気持ちと共に、希望と幸せを運ぶ指環となりますように。
engagement ring:K18yellow gold,sapphire
初雪・ポッケ
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