木彫の女の子と指環の冠。華やかなピンクスピネルの入った10金の冠です。
16世紀に結晶の形からラテン語で「棘」「矢尻」を意味する「spina」にちなんで付けられました。和名は尖晶石(せんしょうせき)。
長い間、ルビーと混同されていいた石。英国王室の戴冠式で用いられてきた王冠の「Black Prince's Ruby(黒太子のルビー)」もそのひとつ。大英帝国が幾度となる戦いに勝利し、その都度、王室のもとへ戻ってきて、今でも守護石とされるその巨大なルビーも、実はレッドスピネルだったと判明したそうです。
石の価値以上の大切なものが、積み重なるものとなれば幸いです。
石言葉は、「内面の充実と安全」
K10, ピンクスピネル,楠
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