木彫の女の子と指環の冠。10金に楕円形のサファイアの指環をのせて。
青色を意味するラテン語のsapphirus、ギリシャ語のsappheirosが語源の由来のサファイア。和名は「蒼玉(青玉)」。ダイヤモンドに次ぐ硬さの鉱物で、その硬さゆえ古来より、「心の強靭さ」「堅固な愛の証」の象徴とされてきました。
「賢者の石」「英知をもたらす石」とされる由縁のひとつに、旧約聖書の中で、神がモーゼに授けた十戒の石板はサファイアでできていたと言われています。ただし、そのころサファイアと呼ばれた石は、ラピスラズリのことを指す説もあり、古代では青い石全体を意味していたようです。
悠久の時の中から見るような、壮大な視点を授けてくれそうな、そんな気がしてきます。
K10,サファイア,楠
初雪・ポッケ
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