2018/6/2
GWに入る前、新工房の入口となる部分の壁が開口しました。土壁の厚みが20センチほどあり、職人さんも苦労した模様。開け終わって、声をかけてもらった時の様子は、くたびれて「ごっつかったわぁ」と言いつつも誇らしげでした。
窓の土戸と同じく、割った竹に縄を巻いた上に土を盛っているのですが、厚みは倍以上違います。取り除くのも大変ですが、それだけ土を盛り、綺麗に作り上げた職人さんの仕事ぶりにも頭が下がります。土が乾くのにも時間がかかるようで、カビさせないためにも1年くらいかけての仕事になるようです。手間も暇もお金もかかり、考えただけでも目がクラクラします。
これまで、窓明かりだけの暗いイメージしかなかったところに、外の景色が大きく映り新鮮でした。水を張った田んぼも見えて、田植えが始まるこの時期から稲穂実る秋へ向かって、日々の移り変わりが楽しみとなりました。
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